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■執行部リレーメッセージ(毎月更新)
vol.1 (2007年12月号) 「夢のある仕事」 支部長 塩井 孝(10期)
どの仕事も辛い時もあれば楽しい時もあるもの。 歯科医師という仕事も同様で私は日々辛く楽しい気持ちを味わっている。 楽しい時はこんな気持ちはいつまでも続くわけがないと自分に言い聞かせ、はしゃぎすぎないように自制し、辛い時はこんなことは長くは続かないだろうと無理に冷静を装う。 所詮—人生はうさぎと亀—と割り切って諦めずゆっくり前に進むだけと。 歯科医師という仕事はわたしにとってある意味スペクタクルな仕事である。 はっきり言ってハイリスク、ミドルリターン(ローリターン?)ではあるが人間観察と物作りと医療の各要素を含んだやりがいのある仕事だと思っている。 しかし私が歯科医師になる前から歯科医師増加問題、医療保険点数の削減、デフレ等で 歯科界は除々に夢を持ちにくい業界になり、今ではお先真っ暗状態ともいえる。 夢のない世界に優秀でやる気のある人材はなかなか来ないのは当然のこと。 こういった負の構造を作った責任が私にも多少あるかもしれない。 少しは若い歯科医師と夢を語り合いたいと想う。 現実の厳しさを嘆いているだけでは情けなく虚しいだけだ。 個人主義の歯科医師よ早くその限界を知り同窓と交わり自らを高めよう! やはりBe Ambitiousは生き続ける限りの命題と言えそうだ。